芸備線広島口で4両ワンマンが始まるかもしれない
4月27日に芸備線安芸矢口駅へ行ったところホーム上で4両ワンマン運転の準備と思われる工事が始まっていましたので、現状をまとめます。

現状
上り(三次方面)ホーム3両編成停止位置付近
3両停止位置から数m三次方ホーム中央のアスファルトにITVモニタ基礎用と思われる縦横800mm程度の切れ込み、モニタ基礎の切れ込みと繋がる形でケーブルトラフ用と思われる幅200mm程度×長さ数mの切れ込みが入れられていました。


上り4両編成停止位置付近
こちらも同様にホーム中央部のアスファルトにケーブルトラフ用とITVモニタ基礎用と思われる切れ込みが入っていました。ただしモニタ基礎の切れ込みは4両停目の真横に設けられていました。

下り列車停止位置付近(1~6両編成共通)
こちらは今のところ工事の痕跡は見られませんでした。下り先頭部分はホーム上屋があるため、ITVモニタを設置するとすれば天井から吊り下げられる可能性も考えられます。
現状をまとめると以下の図のようになります。

まとめ
JR西日本は近年地方線区で4両編成のワンマン運転を急拡大させており、既に山口県内では電車・気動車問わずすべての定期列車がワンマン化されています。この流れが芸備線広島口にもやって来たと考えるのが順当でしょう。
先日のダイヤ改正で上り始発列車の6両運転が廃止となっていますので、4両ワンマン運転が始まれば芸備線全列車から車掌さんの姿が見られなくなりそうです。
新型気動車が来る気配は全くありませんが*1、芸備線にも少しずつ変化が起きているようです。今後も芸備線に注目していきたいです。