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2022年3月千葉支社ダイヤ改正予想①〈京葉線編〉

こんにちは。くろぼーです。

 

17日にJR東日本千葉支社ダイヤ改正内容が発表されました。思ったこと(&ダイヤ予想)をつらつらと書いていきます。今回は京葉線編です。

 

〈公式発表内容〉

公式プレス「2022年3月ダイヤ改正について」

https://www.jreast.co.jp/press/2021/chiba/20211217_c01.pdf

  1. 朝通帯含む全時間帯の減便
  2. 朝上り通勤快速の一部(4本中2本)格下げ
  3. 朝通帯の上り特急「さざなみ」時刻変更
  4. 減便に伴う日中帯パターン変更
  5. 他営業制度の変更

 

〈朝通帯のダイヤ予想ほか〉

公式発表では、「最も運転本数の多い1時間」に関して、毎時15本→13本*1への減便を行うとしています。表現が曖昧ですが、ここではとりあえず新木場駅場面7:31からの1時間と仮定します。

通快から格下げされる各駅停車は蘇我付近の時刻を据え置いて前後のダイヤが寝かされています。21年3月改正で内外房のダイヤを刷新したので(個人的に前回改正は大成功だったと思ってます)微修正にとどめたかったのかもしれません。

なお元通快の各停は2本とも千葉みなとで追い越していた各停とほぼ同じ時刻を走ることになります。減便内容を考えれば、この各停2本が通快と統合される形で減便されると予想するのが自然だと思います。

これらを踏まえて適当に作った朝ラッシュ時間帯の予想ダイヤは以下のとおりです。

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青実線が新規運転の列車、青点線が廃止列車。橙点線は平日01運用。

朝でも京葉線を40分未満で走破していた通快が格下げされ、所要時間は両列車とも10分以上延びてしまいました。2013年改正で朝の無印快速も格下げされているので京葉各停か総武快速*2しか選択肢はありません。

また減便で空いた線路を使って東京8時10分着の特急さざなみが設定されます。新木場、八丁堀を通過して北有楽町駅鍛冶橋駐車場に直行するのが難点ですがもしかしたら5両では足りないほど人気が出るかもしれません。

朝通帯が減便になると運用数の減少も考えられます。京葉線には上図の橙線で表した601Y~700Y~801Yのように(実質回送の新習志野発着を除くと)上り1本しか走らない運用が2つあり、これらの整理を行う可能性も十分考えられます。E233系投入後も1編成だけ残る209系500番代の今後が気になります。

 

〈日中帯パターン変更について〉

京葉線の平日日中パターンは快速が約15・15・30分間隔で毎時3本走っていましたが、約30分間隔の毎時2本に減便されます。2002年12月改正(参考)への退化とも言えます。京葉線の快速は速くもなく、平日は蘇我先着の各停もある微妙な存在だったのでここが落とし所な気がしないでもないです。それより海浜幕張行きの武蔵野線を増やして

 

〈その他〉

房総特急全般の指定席が増加し、両数ごとに号車が統一されます。

  • E257系5両編成:普通車指定席1~2両→全列車3両
  • E257系10両編成:同1~5両→全列車5両
  • 255系9両編成:同1~3両→全列車4両(グリーン車除く)

まあこれは予想していた人も多そうです。千葉支社管内でも全車指定の特急が走って久しいので車両改造なしで一気に全車指定に踏み切るかなと思ってましたが、今は経過措置でしょうか。いずれにせよ自由席の車内改札の手間はバカにならないはず*3で、遠からず「「新たな着席サービス」」が来るのは間違いなさそうです。

*1:武蔵野線除く

*2:実は東京ー蘇我の所要時間は京葉各停とほぼ同じ

*3:自由席の多い通勤時間帯は車掌が4人乗っていることも